日経SYSTEMS 7月号より ~エンジニアのためのらくらくプレゼン術~ 「誰でも図解マスターになれる図形の意味と3つの関係性」

プレゼン資料は、システム構成図やフロー図に加え、概念的なことも図解できるようになると、資料の分かりやすさが高まる。
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プレゼン資料の図解で求められるのは「表現したい事柄から要素を抽出し、丸や四角形の図形で表し、位置や矢印で図形間の関係性を示す。」ということだけである。
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あらかじめ図形のパターンを用意し手置き、表現したい内容に沿ってパターンを選べば、素早く効果的な図が描ける。

■図形や矢印の特徴を押さえる
 何となく図形を選ぶのでなく、表現要素の概念と図形の特徴を合わせる。
   
 ・「組織」のように、実在し線引きできる概念は「四角形」
 ・「市場」のように、抽象的な概念は「楕円」
 ・「矢印」は、面積の大小で変化の大小を示す。
  「白抜き」はビフォー&アフター、黒塗りは因果や影響を与える関係

■関係性を位置で表現
 図形間の関係性の表現では、「相関」「流動」「構造」のパターンを利用
 すること。
  

 ①「相関」は「集合」「因果」「位置」に分けられる。
  ・「集合」は、抽象的な概念の関係性を表現する。
   
  ・「因果」は、線や矢印で論理的な原因を細分化し、要因を集約させる。
   「ロジックツリー」「フィッシュボーン(特製要因図)」など。
  ・「位置」は、縦と横の軸で区分したエリアに図形をマッピングして、
   図形同士の位置関係を表現。「マトリックス」ともいう。
   

 ②「流動」は「展開」「手順」「循環」に分けられる。
  ・「展開」は、成長や発展を表現する。
   良くなっていくことを表現するには、左下から右上へ。
  ・「手順」は、「フロー図」や「アプローチ図」と呼ばれ、左から右に
   時間が進んでいくイメージで図形を並べる。また「フローチャート」や
   「ガントチャート」のように期間をバーの長さで表現する方法もある。
  ・「循環」の典型はPDCAサイクル。正の循環は時計回りで安定感を、
   負の循環は反時計回りで不安定な印象を与える。
   

 ③「構造」は「階層」のみ
  ・「階層」は、ピラミッド型、組織図型、レイヤー型で表す。
   ピラミッドは上から下への広がりがあるもの、組織図は名の通り、
   レイヤー図はネットワーク構成のようなものに使用する。
   

こうした関係性のパターンを作成したものをストックしておき、いつでも使えるようにしておくとよい。


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