脳の強化書2 Chapter 6-7

脳の強化書2 Chapter 6-7
                       「脳の学校」代表 加藤俊徳

《Chapter 6》 コミュニケーション系欲求育成トレーニング

◆5人以上の「知らない人」と会話する
 人と話すときには膨大な情報を受け取っている。しかし相手は家族や知人だと
 コミュニケーションに慣れが生じるため、初対面の人と話してみる。具体的に
 目標人数を決め、バス亭、掃除の人など話しかけてみる。

◆家族行事を増やす
 家族の知らない一面に気づき、理解系脳番地が刺激される。特に家族と離れて
 住んでいる人に効果がある。

◆別れ際に握手をする
 言葉だけでなく、肌下触れ合うことで、相手との距離を縮める。

◆得意なものを教え合う
「教える」「学ぶ」という立場で、脳の刺激される部分が違う。人に教える
ときはどうすれば伝わるかを考えるからである。

◆会話をしながら相手の目を手帳に描く
 相手の視線が気になり、おどおどした印象になってしまう。この「視線恐怖症」
 の人は、メモを取るふりをして目のスケッチをすると良い。すると冷静に見れる
 ようになる。

◆「話さない日」をつくる
 毎月1日、話さない日をつくる。電話や挨拶など最低限の会話だけにして、メール
 もしない。すると、話したいという欲求に気づくことができる。

◆黙ったまま二人で観覧車に乗る
ジェットコースターでは、目を開ける派の人は閉じて、閉じる派の人は開けることに
より、判断を司る前頭葉を鍛える。観覧車にカップルで乗る時、あえて話さない。
すると、相手がどこを見て何を考えているのか観察が深くなる。

《Chapter 7》 感覚系欲求育成トレーニング

◆五感欲求表をつくる
 五感とは、以下である。
  見たい  (視覚)
  聞きたい (聴覚)
  嗅ぎたい (臭覚)
  食べたい (味覚)
  さわりたい(触覚)
 これは人によって差があり、脳番地の発達している欲求が強くなる。それでは脳の
 活性化にならないため、上記の五感を見て、確認してみる。

◆旅先で市場を覗く
 旅に出るだけでも「脱・自動化」であるが、さらに市場は刺激に満ち溢れており、
 ブラブラ歩くだけでも4つの脳番地が刺激される。

◆久しぶりに会う友人と遠足に行く
 過去の記憶を消すことはできなくても、新記憶をつくることはできる。同窓会は
 ぶらんくが長いほど、各脳番地を激しく揺すぶられる。但し、想い出話をするだけ
 でなく、新何かを共にすることが、脳への刺激に繋がる。

◆四季折々の食材を味わう
 季節の移ろいを感じるだけで脳への刺激になり、食事はその季節を感じさせる最適な
 方法だろう。

◆朝2時間早く家を出る
 空気の温度が違い、目に映る光景が違っている。時間があるので、その間何か新しい
 ことでできる。日常が、簡単に非日常に変わる。

◆お米をよく味わって食べる
 味覚を感じる脳番地は、舌運動に関わる場所にすぐ後ろにある。美味しいお米を
 食べると美味しいという理解系から、ありがたいという感情系、いつもと違うと
 いう記憶系の脳番地が刺激される。

◆ド派手なパンツをはく
 形を変えることで、肌に直接刺激する。それでも変化がない人は色を変えてみる。
 モノトーンが多い人は明るい色を、原色系の人は落ち着いた色を。

◆10分で朝シャンをする
 朝シャンは脳に良い。加えて、海馬の機能は時間を関連付けられると高くなるため
 時間を決める。〆切を意識すると、記憶力の低下に歯止めがかかる。

◆砂浜を裸足で歩く
 足先で得る感触に加え、水や砂の中に入った感触も加わり、刺激になる。

◆いつもと違うルートで通勤・通学する
 視覚脳番地が刺激され、認知症予防につながる。

つづく


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