実践!プロジェクト管理入門

 この書籍では、プロジェクトの失敗を繰り返さないためには精神論ではなく、技術的な管理手法が必要であるとし、その管理手法を向上させる方法として次の7つのステップに分けて説明している。
①問題点認識
②改善計画
③ツール作成
④普及策決定
⑤リーダー育成
⑥実行
⑦評価・レビュー

 そして、プロジェクト管理のツールとして、PYRAMID(ピラミッド)というエクセルのプロジェクト計画表や見積もり計画書のテンプレートが紹介されている。

 内容についていくつかを拾い出してみる。
・現状のプロジェクトでは、プロジェクト計画表が書かれていないことが多いことを指摘し、計画表を書くことで目的を明確にし、その目的を関係者で共有することが重要としている。
 ・品質管理については、品質の基準を設けることが大事だが、基準に必須事項と努力目標を設けることを提案している。
 ・また、潤滑油が無いプロジェクトは破綻するとして、コミュニケーションの必要性が書かれている。

 プロジェクト管理の本はいろいろあるが、この本は、タイトルに「実践」とついているように、現実的にプロジェクト管理をどうやればできるかという指針で書かれている。
 いきなりPMBOKなどで書かれていることを行おうとしても難しいと思われるが、
この本の内容を参考に、できるところから改善し、プロジェクトの管理向上を図っていくことはそれほど難しくないように思えた。
 今後のプロジェクト管理に活かしたい。


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