なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか 第1-2章

なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか
佐々木繁範

書籍 http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82372-0
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◎第一章 優れたリーダーたちの失敗談

スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った
スピーチは有名である。それは3つの体験談であり、
一つ目は「点と点をつなぐ」ということ、
二つ目は、自身の失敗について語っている。
ジョブズは、
「すべての経験はいつか必ずつながる。
それを信じて、心の声に従う勇気を持て」
というメッセージを伝えている。

また、すい臓がんと診断された時「今日が人生最後の日と思えば、
周りの期待、プライド、失敗や恐れは、死の前では無意味となり、
真の重要なことだけが見えてくる。」とも伝えている。

また、J・K・ローリング(ハリッポッター著者)と、オプラ・ウィンフリーの
失敗談もある。

自分に課す目標を高めれば、それに届かない事態が発生することは
避けられない。その時、いかのその状態から抜け出すか、その体験から
何を学ぶかが、人生のカギを握っている。

その秘訣は、失敗の後、ひとしきり悲しんだ後に、心の声に耳を澄ます
ことである。
「本当は、何を大切にしたかったのか?」
「本当は、どうなったらいいのか?」
「本当は、自分は何をしたいのか?」
◎第二章 誰にでも必ず「語るべき失敗」がある

ネガティブ感情も悪影響だけではない。北九州の公立校から一浪して
同志社、そして興銀へ入ったものの、東大との差を歴然と見せつけられ、
「田舎育ちでは通用しないのか」とみじめな気持ちも湧いてきた。
そしてこの悔しさは、海外との関係を仕事にしようという気持ちになり、
ハーバードへの留学につながった。

しかし、接待等で留学準備が進まない時期に、異動となり愕然とする。
今思えば、留学準備ができる部署に上司が配慮してくれたのかもと思え
るが、当初はショックなだけであった。しかし、その後の新聞広告で、
ソニーの採用募集をみつけ、その後転職した。

その後、ソニーも辞めて、7社を転々とする。そして最後は体を壊し病んだ。
それから父が他界。それから3か月、いいと思ったものを何でもやってみた。
自分が這い上がるための助けは「人」であった。
(つづく)


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