「最強のチームビルディング(間違いだらけの組織マネジメント)」を読んで

プロジェクトにおいて課題に直面した場合、まず取り組むこに
「やり方(手順、仕組み、体制)」を見直すことが一般的なセオリーとしてあります。
ただ、「やり方」を変えても目的通りの成果を得られにくいことが多々あると思いますが、
それがなぜなのか?どのようにすればよいのか、といったことが書かれていました。

○なぜうまくいかないのか
 課題の対策が
 「目標達成のために管理方法を変える」
 「納期管理の方法を変える」
 「作業手順を見直す」
 といった「Do(やり方):現象」に偏ってしまいがち
 ⇒課題の本質が見抜けていない

「Be(あり方):真意」を見直す必要がある
 (1)他責
   現実を作り出している起点は自分であることを省みず、他者に問題があると決めつけている。
   犯人探しに終始し、本来の業務に費やすべき労力が削がれている。
 (2)安全な場がない
   信頼関係がなく、本音が言える場や関係がなく、本当の課題が見えない。
   そのため本質的な課題が解決できず、同じようなトラブルを繰り返している。
 (3)対処療法の恒常化
   現象だけを見て小手先の「やり方」によって解決しようとしている。
   やみくもに管理やマニュアル化を進めて間接業務が肥大化。
   無駄に報告回数を増やして生産性を下げている。

○どうすればよいのか
 チーム成長という新たなマネジメントに取り組んでみる。
 チームの成長には以下の4段階がある。
  第一段階:フォーミング(形成期)・・・チームの結成・様子見
   ⇒チーム意識、安全な場
  第二段階:ストーミング(混乱期)・・・意見のぶつかり合い・個人の主張
   ⇒信頼関係、自信と本気
  第三段階:ノーミング(標準期)・・・個人の役割とチームの決まりごとの明確化
   ⇒チーム目標達成への貢献意欲、当事者意識
  第四段階:トランスフォーミング(達成期)・・・能力の発揮と成果達成
   ⇒リーダーシップ、ビジョン・ミッション

 ⇒チーム状態(Be)を変化させるアプローチが重要 ★リーダーに求められる能力★

 ラーニングサイクルを進めてみる(Doの見直し方もサイクル化してみる)。
  DO(経験・試行)  ・・・まずやってみる
    ↓
  Look(指摘・確認) ・・・何が起こるか、よく観察して理解する
    ↓
  THINK(分析・解析) ・・・なぜこうなるのか良く考えてみる
    ↓
  GROW(帰納・一般化) ・・・改善策がわかって成長する
    ↓
  Doに戻る

チームごとの特性を理解し、チームを成長させて行くこと(あり方を見直すこと)が重要だということが理解できました。


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