脳の強化書 Chapter 7-9 (最終章)

============
脳の強化書                    「脳の学校」代表 加藤俊徳

《Chapter 7》 聴覚系脳番地トレーニング

◆成長のきっかけは、生まれてすぐの本能的欲求

・ラジオを聴きながら寝る
→寝るときは視覚系脳番地への情報入力がなくなり、聴覚が研ぎ澄まされる。
・店に流れている有線を聴いて、気に入ったフレーズを拾う
→聴覚系脳番地が多面的に刺激される。
・会議中の発音を速記する。
→同時性が緊張感を生み、聴覚系脳番地を発達させる。
・ニュースを見ながら、アナウンサーの言葉を繰り返す
→一度聴いただけで自然と覚えられる回路ができる。
・自然の音に注意を払う
→楽器を習えない人、苦手な人が居たら、自然界の音を聴くと良い。
・遠くのテーブルの音に耳を澄ませる
→能動的に聴くことで、脳が活性化。またその背景を推測させると良い。
・特定の音を追いながら音楽を聴く。
→歌詞を聴くのとバックの音を聴くのは、使う脳番地が異なる。
・あいづちのバリエーションを増やす
→あいづちのためには、相手の話のキーワード集中する。

《Chapter 8》 視覚系脳番地トレーニング

◆見る・動きをとらえる・目利きをする脳番地

・雑踏を歩くとき、空きスペースを見つけながら進む
→周りが動く中で見つけるのは容易ではない。その分、脳番地が刺激される。
・電車の中から外の看板を見ながら、数字の「5」を探す
→動体視力を付ける。テーマを持つと、探そう意識し、脳番地を刺激する。
・オセロの対戦中に白と黒を交代する
→目で見た状況を分析し、適切な判断を下す。
・ファッション雑誌を切り抜いて、自分の服をコーディネイトしてみる。
→こうなりたいというイメージを、能動的に考える。
・自分の顔をデッサンする。
→細部まで書き、気づかない自分を発見する。
・鏡を見ながら、毎日10種類以上の表情をつくる
→視覚的脳番地の「見る」は、物体を実際見るのと、記憶から見るのがある。
・映画やドラマのキャラをまねてみる
→「見る」を「見たい」に変えると、能動的になり脳が活性化する。
・街ですれ違う人の背景を推測する
→見た情報を分析、似た人を思い出すのは、高度な情報処理
・公共スペースが汚れていく過程を観察する
→なぜこんなところが汚れたのだろうと考えるのは、ユニークな発想に繋がる。
《Chapter 9》 記憶系脳番地トレーニング

◆伸ばす秘訣は知識・感情の連動

・お互いに無関係な知り合いの共通点を探す
→脳に蓄積された2人のデータを探索し、推測も行うため、記憶系が鍛えられる。
・1日20分の暗記タイムをつくる
→脳がデッドラインの存在を意識すると、活性化する。
・新語・造語を考えてみる
→既存の言葉や概念を知らなければ、新語は作れない。
・『論語』を覚える
→一度に覚えられないので、分割して少しずつ覚えることで記憶容量は増える。
・洋楽の歌詞を聴いて口ずさんでみる
→耳で聴いて覚えたものを声に出すと、口から覚えることになり、記憶が強化される。
・前日に起きた出来事を3つ覚えておく
→翌日が思い出しにくいため、記憶をたぐり寄せる力が鍛えられる。
・日曜日に翌週の予定をsミュレーションしてみる
→未来に向けて思い描いたイメージを引き出すのも、記憶力である。
・その日の「ベスト発言」「ワースト発言」を選ぶ
→言葉の記憶だけでなく、その時の映像(相手の表情など)も思い出す。
・ガイドブックを持たずに旅行に行く
→行きたいところを覚えようとする思考になるため、鍛えられる。

《所感》
あとがきに筆者は「この8つの脳番地を考えるときに、曼荼羅を思い出す。この周囲にあるのが8つの脳番地で、中心は、自分自身の価値観を鍛えるトレーングではないか」とあった。この本では、単に私達がいつも表現する「脳力」を分析し、関連を説明してあった。また鍛えるトレーニングは既に実践しているものもあったが、それによりどこが鍛えられるのかを知ることができた。


コメントを残す