不格好経営

DeNAの創業者、南場智子氏の自叙伝。

不格好経営

 

 

 

 

 

 

 

 

36歳までマッキンゼーで経営コンサルタントとして活躍され、
その後DeNAを起業されたのだが、タイトルの通り失敗の連続で、
まさに「言うのとやるのでは大違い」なんだということを
感じることのできるエピソードが多数紹介されており、
そのような失敗を乗り越えて現在のDeNAを築き上げられた
南場氏の考え方がとても参考になったのでいくつか紹介します。

  • 人材の多様性を歓迎しつつも、
    「DeNA Quality」として全社員に必要な共通の姿勢や意識として5点を掲げている。
  • DeNAの競争力の源泉は、間違いなく「人材の質」である。
    人材の質を最高レベルに保つために、
    ①最高の人材を採用し
    ②その人材が育ち、実力をつけ
    ③実力のある人材を埋もれずにステージに乗って輝き
    ④だから辞めない
    という要素を満たすことが必要。
  • 人を口説くのはノウハウやテクニックではなく、魂で当たらなければならない。
    事業への熱い思いや会社への誇り、その人の力がどれだけ必要かを熱心にストレートに伝えるということに外ならない。
    欲しい人材は何年かかってもずっと追いかける。
  • 本当は迷いだらけだし、そしてとても怖い。
    でもそれを見せない方が成功確率は格段に上がるというのは常識的なことだが、
    それを腹に落として実際に身につけるまでには時間がかかった
  • 事業リーダーにとって「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、
    それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要となる。
    実行する時も、リーダーに最も求められるのは胆力ではないだろうか。

頭では理解できても行動となるととても難しいことばかりです。
意識して仕事に取り組むことで腹に落としていきたいと思います。

 

脳の強化書2 Chapter 6-7

脳の強化書2 Chapter 6-7
                       「脳の学校」代表 加藤俊徳

《Chapter 6》 コミュニケーション系欲求育成トレーニング

◆5人以上の「知らない人」と会話する
 人と話すときには膨大な情報を受け取っている。しかし相手は家族や知人だと
 コミュニケーションに慣れが生じるため、初対面の人と話してみる。具体的に
 目標人数を決め、バス亭、掃除の人など話しかけてみる。

◆家族行事を増やす
 家族の知らない一面に気づき、理解系脳番地が刺激される。特に家族と離れて
 住んでいる人に効果がある。

◆別れ際に握手をする
 言葉だけでなく、肌下触れ合うことで、相手との距離を縮める。

◆得意なものを教え合う
「教える」「学ぶ」という立場で、脳の刺激される部分が違う。人に教える
ときはどうすれば伝わるかを考えるからである。

◆会話をしながら相手の目を手帳に描く
 相手の視線が気になり、おどおどした印象になってしまう。この「視線恐怖症」
 の人は、メモを取るふりをして目のスケッチをすると良い。すると冷静に見れる
 ようになる。

◆「話さない日」をつくる
 毎月1日、話さない日をつくる。電話や挨拶など最低限の会話だけにして、メール
 もしない。すると、話したいという欲求に気づくことができる。

◆黙ったまま二人で観覧車に乗る
ジェットコースターでは、目を開ける派の人は閉じて、閉じる派の人は開けることに
より、判断を司る前頭葉を鍛える。観覧車にカップルで乗る時、あえて話さない。
すると、相手がどこを見て何を考えているのか観察が深くなる。

《Chapter 7》 感覚系欲求育成トレーニング

◆五感欲求表をつくる
 五感とは、以下である。
  見たい  (視覚)
  聞きたい (聴覚)
  嗅ぎたい (臭覚)
  食べたい (味覚)
  さわりたい(触覚)
 これは人によって差があり、脳番地の発達している欲求が強くなる。それでは脳の
 活性化にならないため、上記の五感を見て、確認してみる。

◆旅先で市場を覗く
 旅に出るだけでも「脱・自動化」であるが、さらに市場は刺激に満ち溢れており、
 ブラブラ歩くだけでも4つの脳番地が刺激される。

◆久しぶりに会う友人と遠足に行く
 過去の記憶を消すことはできなくても、新記憶をつくることはできる。同窓会は
 ぶらんくが長いほど、各脳番地を激しく揺すぶられる。但し、想い出話をするだけ
 でなく、新何かを共にすることが、脳への刺激に繋がる。

◆四季折々の食材を味わう
 季節の移ろいを感じるだけで脳への刺激になり、食事はその季節を感じさせる最適な
 方法だろう。

◆朝2時間早く家を出る
 空気の温度が違い、目に映る光景が違っている。時間があるので、その間何か新しい
 ことでできる。日常が、簡単に非日常に変わる。

◆お米をよく味わって食べる
 味覚を感じる脳番地は、舌運動に関わる場所にすぐ後ろにある。美味しいお米を
 食べると美味しいという理解系から、ありがたいという感情系、いつもと違うと
 いう記憶系の脳番地が刺激される。

◆ド派手なパンツをはく
 形を変えることで、肌に直接刺激する。それでも変化がない人は色を変えてみる。
 モノトーンが多い人は明るい色を、原色系の人は落ち着いた色を。

◆10分で朝シャンをする
 朝シャンは脳に良い。加えて、海馬の機能は時間を関連付けられると高くなるため
 時間を決める。〆切を意識すると、記憶力の低下に歯止めがかかる。

◆砂浜を裸足で歩く
 足先で得る感触に加え、水や砂の中に入った感触も加わり、刺激になる。

◆いつもと違うルートで通勤・通学する
 視覚脳番地が刺激され、認知症予防につながる。

つづく

脳の強化書2 Chapter 4-5

脳の強化書2
          「脳の学校」代表 加藤俊徳

《Chapter 4》「欲求」を正しく育てよう

◆欲求の多い女、欲求の足りない男

 ・年齢が上がるほど元気なのは女性である。新しい習い事、舞台や旅行に出かけたり
  50~60代の女性は活発に活動している。
 ・男女の欲求差が生まれる理由は、女性が欲求が多く起こる生活パターンをしている
  人が多いということ。それは接している世界の違いかもしれない。
 ・男性は女性より、右脳左脳を交流させる「脳梁」の厚さが2mm薄い。
 ・男女の喧嘩が平行線である理由
   女性:「言われたこと」を問題にする
   男性:「起きたこと(状況、場面)を問題にする
 ・長続きする男女がやっていることは、変化に動じない強い欲求を2人で作っている。

◆なぜ欲求を育てなければならないの?

 ・欲求が低下すると脳は衰える。MRIの画像では活発な部分が黒く、未開発な部分を
  白く見ることが出来、元気のない高齢者は白い部分が多い。
   →積極的に欲求を生み出し、それを達成して満足度を高める生活をしなければ
    ならない。

◆欲求が生まれにくくなる「脳の自動化」

 ・ある動作を繰り返し行っていると、考えなくても動作する回路が形成される。
  (例:鍵締め、自転車の運転)
 ・この自動化は悪いことではないが、30歳をすぎると、脳の別の場所が活性化されない。
   →「脱・自動化」を考えよ。

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《Chapter 5》欲求発見トレーニング

◆毎月1日だけ「何でも許すデー」をつくる

 脳は単純なので、ひとつだけ欲求を止めるということができず、他の欲求も一緒に
 止めてしまうことがあり、脳全体が上手く動かなくなる場合がある。
  →欲求を抑え過ぎて脳の働きが定価する前に、「何でも許すデー」で自分を解放しよう。

◆スーパーのチラシを眺める

 「最近何もやる気がしない」という人は、圧倒的な情報量に触れるという方法がある。
  →食事なら、ホテルのバイキングに行く。
  →文具を買うなら、遠くても専門店に行ってみる。
  →スーパーの折り込みチラシを見る。
 これは視覚的脳番地が、感情的脳番地に結びつきやすいということからである。

◆女性は立ち食いソバ、男性はパフェを食べる

 人にどう思われるかを気にしていては、本当の欲求を追求することはできない。
 そのために他人の視線をはねのけるトレーニング行う。

◆16歳だと思って生活する

 年齢にとらわれず、意識を変えることで、思い切ってチャレンジすることができる。

◆妄想ノートをつくる

 視覚系、思考系、理解系の脳番地を鍛えることができる。ポイントは書くことである。

◆準備に時間をかける

 すぐ行動に移る場合と比べて、理解と思考が深くなるため、より高いモチベーション
 でアクションに移ることができる。

◆ブロックで街をつくる

 普段の生活で、最初から自分で計画して一から作れるものはそうない。それをすることで
 起こる万能感が、欲求を引き出してくれる。脳にとって重要なのは、イメージが具現化
 されていく過程である。

◆音を消してテレビを観る

 聴覚系脳番地が発達している人、視覚系脳番地が発達している人がいます。それはそれぞれ
 「聴きたい人」「見たい人」である。この場合、聴きたい人がTVの音を消してみると、
 画面から想像しなくてはならず、聴きたい欲求が強まる。

◆カフェでひとりの時間をつくる

 何かを強いられれて生きてきた時間が長くなると、いざ時間ができても、自分が本当は
 何をしたかったのか解らないということがある。その場合、お茶を飲む時間をつくり、
 自分と向き合うことが必要である。

つづく